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2013年12月13日

がんの温熱療法

“温熱療法”とは、体内にエネルギーを取り入れて熱源とし、それを利用して治療をする方法です。

がん治療で用いる場合、“高周波ハイパーサーミア療法”という方法になり、病院ではよく行われています。

この原理ですが、実は、人間の細胞は42.5〜43℃以上に温度が上がると急速に死んでしまいますので、体温が41℃以上に上がることはありません(体温計も普通、41℃までしか測れないようになっています)。

そこで、温熱療法”はこの原理を利用して、“がん”細胞の温度だけを上昇させて、“がん”を死滅させてしまおうという訳ですねパンチ

増殖中のがん細胞は、正常細胞に比べて、温度が常に少し高めになっていて、また、酸性に傾いていますので、弱酸性を保っている正常細胞より熱に弱いという性質があり、同じように熱を加えても正常細胞より温度が上がりやすく、冷めにくいことも分かってきています。

ですから、がん細胞の温度を42.5℃ぐらいになるように保つと、正常細胞は41℃ぐらいとなるので影響を受けず、がん細胞だけを殺すことができます。

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ただ、この“温熱療法”単独でがん治療に使われることは、今の所なく、手術療法、放射線療法、化学療法などの補助的治療の一環として行われていて、主に、進行がんや再発がんを防ぐ時に有効的ですね。

効果のあるがんとしては、比較的温めやすい部位にある、

・乳がん

・皮膚がん

・胸部のがん(食道がん、肺がんなど)

・下腹部のがん(子宮頸がん、膀胱がん、直腸がんなど)

などでよく使われています。

特に、体表面に近い“乳がん”や“皮膚がん”では、放射線療法と併用されることが多く、放射線だけで治療した場合より、2倍の縮小効果がある、と報告されていますわーい(嬉しい顔)

また、免疫力がアップしたり、運動能力がアップしたりすることもありますね。

副作用というものはほぼありませんが、治療中に、とても熱く感じたり、皮膚表面に軽いやけどをすることがありますので、治療中、熱いときは遠慮せず、医師に伝えるようにしましょう。

乳がんの治療で左の胸を温めると、心臓に影響し脈が速くなることがありますので、心臓病のある人や全身の衰弱がひどい人は、使用しないでください。

効果が良いと報告されていますが、部位や進行度などによって適合がありますので、まずは、病院や医師に相談しましょう病院



posted by ガン治療で生還したゆみこ at 09:09| Comment(0) | 病院での治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月08日

がんの放射線療法

“がんの三大療法”の3番目、“放射線療法”とは、がんの病巣部に放射線(高エネルギーのX線)を照射して、がん細胞を死滅させる“局所療法”です。

他の療法のように、いくつかを組み合わせることが多いですね(薬物療法と併用する、など)。

一番多いのは、体の外側から放射線を照射する「外部照射」ですが、他にも、放射線を出す物質を針やカプセルに密閉して、がん部分に挿入する「密封小線源治療」、放射性物質を注射や内服で投与する方法などもあります。

illust2.gif


有効な主ながんは、

・脳腫瘍:特に、“転移性”の場合

・舌がん:“早期”の場合

・皮膚がん:手術療法が優先されるが、手術によって、美容的、機能的に問題になるような部位

・乳がん:温存手術後に用いる場合が多い

・食道がん:早期であれば有用

など、“手術するのは困難な部位”や“手術後に放射線治療すると効果的な場所”になっています。

抗がん剤治療ほど、副作用はないことが多いですが、照射する部位によっては、一時的に、

・放射線障害(皮膚や粘膜の炎症)

・めまいなどの全身症状

などという副作用が起きることもあります。

普通、これらの副作用は、いつの間にか自然と引いていきますが、長引くようなら、医師と相談して、適切な“緩和ケア”を受けるようにしてください手(グー)

また、放射線療法に使われる放射線としてよく知られているのは“X線”ですが、この他、最近では、粒子線を使う“陽子線”や“重粒子線(炭素イオン線)”の利用など、放射線治療と言っても、様々あることは知っておきましょう。


posted by ガン治療で生還したゆみこ at 11:09| Comment(0) | 病院での治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月05日

がんの薬物療法 ホルモン剤

“薬物療法”とは、その名の通り、薬を使って行う治療のことですね。

“がんの薬物療法”には、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬)や、症状を和らげる様々な薬、例えば、鎮痛剤、制吐剤などがあります手(パー)

この中の“ホルモン剤”治療とは、がん細胞が増えていくのに“ホルモン”を必要とするものがあるのですが、その反対の作用をするホルモンを投与してがん細胞が増えるのを抑える方法になります。

がん細胞を殺す作用はありませんので、投与(治療)は長期間になりますが、「特定の“ホルモン”を分泌している器官」には効果的ですので、“よく効くがん”というのがはっきりしていますね。

具体的に挙げますと、乳がん、子宮体がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がんなど、それぞれ特定のホルモンを出していますので、“ホルモン剤”が有効的です。

(1)乳がん
“エストロゲン”という女性ホルモンががん細胞を増殖させていますので、このホルモンと反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、または、注射によって投与します。

(2)子宮体がん
通常、“子宮内膜”がんに用いて、初期や再発したがんに有効的。

特に初期のがんで、高い効果を発揮しています手(グー)

(3)前立腺がん
“男性ホルモン”が関わっているがんですね。

男性ホルモンの働きを抑える“抗男性ホルモン剤”、男性ホルモンと拮抗(きっこう)する女性ホルモン(エストロゲン)剤などを投与します。

やはり、“ホルモン”が関わっている薬物ですので、薬物有害反応(副作用)として、インポテンツになったり、乳房が女性のように黒ずんで大きくなったり、痛んだりすることがあることは、覚悟してください。

以上のようなホルモン剤であまり効果が見られなかったり、最初は有効でも期間がたつと効果がなくなってくる場合も稀にありますダッシュ(走り出すさま)

だから、一般的に、抗がん剤治療と併用したり、手術後の“補助療法”として併用したりします。

最も効果的なのは“乳がん”ですので、乳がんの場合は、医師と相談して、できればこの“ホルモン剤”治療をしてみましょう。


posted by ガン治療で生還したゆみこ at 10:09| Comment(0) | 病院での治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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